貴様のそれは感想文

感想文ばっか書いてます

Impression; Economy, Walden

 

 

お久しぶりです。

 

今回は、"Walden"の、"Economy"の感想を書いていこうと思う。

 

読んでて思ったのが、

 

ラテン語源多すぎやしませんか?」

 

まずそこで一度挫折したもんだから、大量に辞書を買い込み、

再スタート。二ヶ月かかりました。

 

ここから本題。

 

やっぱり本の、論文といったほうがいいのか、最初の部分だから世界観をうまく作るために最初の章が長くなるのはなんとなく頷ける。ソローの家を作る過程、着ていた服、食事およびそれにかかったお金、労働といった観点から、あらゆる側面から人間の最小値を出そうとした(この表現自体そこまでうまいものではないけど)、という立場が見える。

 

一方で、もともと教育者だったこともあってか、はたまた当時の教育に疑念を抱いていたからなのか、教育の再生産を非常に嫌っているという側面も見えて、ただ、かといって古いものは全部排除すればいいと言われたらそうでもなく(これに関しては"Reading"の章で触れるが)、これに関しては新しい観点を大切にする考えという方がしっくりくる。昔の人には昔の人の、今の人には今の人の考えがある。その今の人なりの考えを尊重する立場である。

 

ただ、まだ分かっていないのがソローの向かっている先で、ソロー自身この本を執筆しているときにはまだ答えが見いだせていなかったのだろうかと考える。これに関しては単なる思いつきというか仮説というかなので頭の片隅に置いておきながら次の章から読み進めていく。

 

ひとまずここまでが感想。

 

今のところ四つ目の章が読み終わったところなんですけど・・・

結構楽しいですね。

全部読み終わった先には何が見えているんだろう。読んでてここまで楽しいと思えた本はほとんどないので、本当に読み終わった時が楽しみすぎる。

 

ではまた会いましょう。

 

ほんじゃらほい。