Impression; the Wizard of Oz
どうも。おはこんにちばんは。
せっかく読み終えたので、今回は感想文を一つ、
書いてみようかなと。
今回は課題で『オズの魔法使い』の原書を手に取って、速読とはいえ最後まで通して読んでみた。語学力の面で言うなれば、意外にも読めなくもない代物ではあった。ただ、書かれてある単語は基本、日本人の感覚で言うところの基本語彙を超えているし、文法も綺麗なものに慣れていると少し苦労する、といったところはあると思う。
さて、語学の面はこのくらいにして内容に入っていくとしよう。とは言っても読書感想文なので大層なものは期待しないでいただきたい。
実際読んでみて思ったのが、この作品のひとつのテーマである、望むものは誰かが与えてくれるものではない、というのが強調されているということ。旅を通して、脳みそのないカカシが一番機転が利くようになり、心のないブリキが誰よりも悲しみ、臆病なライオンが勇気を出すようになっていった。実際彼らはもともと、欲しいものを持っていたと断定するのは少し気が早いように思えるけど。
あと、結局帰る手段は最初から持っていたのかよ、なんてことも思いましたね。あんまり言い過ぎるとネタバレになるから言わないけど。でもここら辺でいろいろな妄想が掻き立てられますね。結局ドロシーがカンザスに帰る方法を教えてくれたのは南の魔女だけど、その手段に北の魔女が気づいていないなんてことがありえるだろうか?って思い始めると個人的に面白い。最終的にドロシーがカカシ、ブリキの男、臆病なライオンを助けたのも、西の魔女を殺したのも・・・まさかな。なんて思ってしまう。
と、こんな感じですかね。思ったこととしては。
速読で読んだもんだから六割か七割くらいしか読めてないけども。
次は『ドリトル先生アフリカ行き』を読んでみてみます。
もちろん原書ですよ?
ではでは。