Impression; The Story Of Doctor Dolittle
どうもお久しぶりです。
もっとも、読んでる人なんていないものと
考えていますけどね。
個人的に、思ったことをメモとして残してるわけで。
あくまで記録ですからね。ええ。
それはさておき。
読み終わったので一応感想。
一応、わたしの親は両方とも日本人であり、母語も日本語である、
というのを前提においておきますね。
さて、このドリトル先生、
語学的な観点から見て思ったのが、わたしの感覚で読みづらいな、ということ。
もっとも、地の文だとそんな大差ないけど、口語の方になると慣れてないと読みづらい、という印象があって、以前読んだオズより読みづらかった。
のだが。
向こうの国の感覚では、オズは小学校六年向け、ドリトル先生は四年生向けと、
どうやら感覚は逆らしい。いやはや面白いものだ。
ただ、使用語彙のレベルはオズとそんなに大差ないんじゃないかなあ。なんて思ってはいるので、
ちょっと英語に自信がある高校生とかには勧めてみたいものではある。もっとも、文体に慣れていないときついものがあるけど。
んで、内容に関しての感想はというと、
・・・なんだこのギャグマンガ。につきます。
いやいやいや、前半はどう考えてもギャグマンガでしょうよ。
なんだったらこのドリトル先生の名前だってそうですよ。do-littleですよ。直訳するとボンクラだとか能無しですよ。いや、いくら動物の声が聞こえてたとしても、きっと、この前提は変わらないとわたしは考えますよ。ええ。
ただ、あくまでそれは人間の価値観の中での話。
動物たちの信頼を得ることで彼はいろんなことを成し遂げることができたんじゃないかな。とも思っています。牢にぶち込まれた時も、サルを治す時も、海賊を出し抜いた時も、漁師を助けた時も、彼は動物と話すことができなかったら、なにひとつうまくいかなかった。そう考えると、何もできない、という意味合いより、ほんの小さいことだけでも、極めればそれは生きる上で大きな武器になる、という意味合いで、do-littleな男が自分の可能性を切り開いていく物語のように、読み終わってからは思いましたね。はい。
と、感想文でした。
次は"A little Princess"
を読もうと思ってます。
ではでは・・・